日別: 2020年5月13日

オーソドックスな自作と記憶と価値観の形成(2020年5月②)~週に一度はカレーの日

毎週月曜日はカレーを食べる日に決めていて、翌日(火曜日…たまにその翌日)にカレーブログを書いています。

私が月曜日をカレーの日に制定したのは

  1. 月曜日が楽しみになる!!(日曜の夜も希望を持って)
  2. 海軍カレーは金曜日ですが週末は人と外食する機会が多いかもしれない(社会参加も大切)
  3. 曜日を固定すると曜日を認識する指標になる(見当識をしっかりと)
  4. なぜカレーかというと、認知機能の低下予防にカレーがいいんだとか??(程よく信じる)
  5. なぜカレーかというと、単純に好きなので(好きは大事)

などなど、そんな理由からです。

カレーはもともとインド料理ですが、すっかり日本に根付き、いろんなカレーがありますね。
今週の月曜日も楽しくカレーを食べました。

曜日も楽しくカレーを食べました。

 カレーの原体験といえば多分コレ。(2020年5月2回目)

もう、コダワリの1種なんですが、家でご飯を食べる時のお皿は、これに決めています。溢れそうに盛り付けられているのは、お皿が小さいから。自宅でのご飯は、好きな量が食べられるのが良いところであり、コロナ太りの原因であり・・・

何年ぶりか、そんなに久しぶりでもないのかは忘れましたが、市販カレールゥを使って、カレーを作りました。
今回は、「バーモントカレー 甘口」のみです。
これまでだと、いろんなルゥを混ぜると美味しい、とか、辛いほうがいい、とか、隠し味にチョコレート入れる、とか、いろいろやっていましたが、極力シンプルに作りました。

具も、たまねぎ、じゃがいも、にんじん、牛肉。

あ、ローリエは加えました。なんとなく、そこは、私のコダワリです。何か変化したのかどうかは、わかりません。気分的には変化しました。

私のカレーの原体験は、たぶん、小学校の頃の土曜日の昼食です。
当時、土曜日は学校が半日ありました。役場も、銀行も、会社も、土曜日は半日稼働していました。
そういう時代があったことを、知らない人が増えている、令和2年。
まさか、毎日学校が休まなければならない事態になる日がこようとは。。。

そんな半日通学の土曜日は、3時間目がおわったらみんなで並んで下校して、お昼ごろに帰宅。
家で用意されているご飯は、カレーが多かったように思います。

こんなことを書くと母に怒られそうですが、当時、母の作るカレーは具が小さく、薄く水分が多いタイプで、私は苦手でした。
正直なところ、カレーは長い間苦手な食べ物で、何が美味しいのか分かりませんでした。
ある程度大きくなって、自作できるようになってからは、具材は大きく、ドロドロのカレーを好んで作っています。

カレーは家庭によって作り方やこだわりも違いますが、小学校では家庭科の実習でカレーを作った際に、友達から「たまねぎの切り方がおかしい」と指摘された記憶があります。
どんなふうに切っていたのかはもはや忘れましたが、帰宅してから母に「たまねぎの切り方がおかしい、と言われた」と話をした記憶もます。
そこから先、どんな話になったかは覚えていませんが、今思うと大人の視点では「どうでもいいやん」と思っていたかもしれません。

また、中学の野外活動のときにも、カレーを作る機会はありました。
私の班は、手際が良く、その結果煮込んでいる時間が長かったのですが、コポコポと泡を立てながら煮込まれるカレーは、とても美味しそうでした。
そのまま上手に煮込むと、ドロドロのカレーに近づいていくので、私としては嬉しい限りでした。
でもそれを見た先生が、「カレーが沸騰してる!」と指摘しました。

今なら、わかります。先生の家のカレーは先生が作っていたのではなくお母さんがつくっていたようですが、沸騰(?)させずに深く煮込まずに完成させていたのだろうな、と。
または、味噌汁の作り方と間違えてるのかな、、、と。

家庭の料理というのは、なんにしても知らず知らずのうちに自分の基準になり、それで他のものを判断することになるのだな、と、時々しみじみと思い出します。
たかだかカレーの話なので、笑い話みたいなものですが、私たちの価値観は、家庭の中で知らず知らずに身に着けているものが、他にもたくさんあるんだと思います。

そして、そこから判断し、おかしいと思うものを指摘したりしてしまうこともあるのでしょう。

何が正しいのか、何が間違っているのかを、法で規定できない家庭生活の端々の出来事に、一律の基準を設けることはできません。
「うちはうち、よそはよそ」の感覚は大切なものですし、「それ、おいしそう、うちもやってみる」と取り入れるチャレンジ精神も大切もいます。

家庭は、最も小さな社会生活の単位です。そこには、そこに文化や習慣があり、引き継がれています。
家庭は、きっと思うよりも密室の状態でさまざまなものが受け継がれ、考え方や行動を構成するようになります。
カレーの作り方一つにしても。

ということを思い出しながらつくった、バーモントカレー甘口。
市販ルゥの中では、甘口のなかでも甘口に分類される気がしますが、食べてみると何の攻撃性もなく、昨今の私のカレーの概念が覆りました。
若干薄く感じたのは、私が適当な目分量で作ったからでしょうか・・・。
それとも、今まで食べていたカレーが、塩分が強すぎるのでしょうか。
深層はわかりません。

しかし、その何の攻撃性もなく、たぶん、誰が食べても(カレーそのものが嫌いでないなら)「まぁまぁちゃう?」と思いそうなその味は、数十年前の私の記憶の、母が作っていた薄いカレーに近いものがありました。

もっとも、私がつくったのは比較的ドロドロで具も大きめなのは、当時に根付いた価値観の裏返しですけれど。

いろいろと考える調理時間、食事時間でした。

 

今週もどうぞよろしくお願いいたします。

週に一度はカレーの日。
今回はこの辺で、また来週。
『週に一度はカレーの日』は毎週火曜日更新予定です。(たぶん)