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食べたい期待と…成功体験と失敗の話(2019年第26週)~週に一度はカレーの日

こんにちは。森のすず社会福祉士事務所  森保純子です。

私は毎週月曜日がカレーを食べる日で、翌日(火曜日)にカレーブログを書いています。

私が月曜日をカレーの日に制定したのは

  1. 月曜日が楽しみになる
  2. 海軍カレーは金曜日ですが週末は人と外食する機会が多いかもしれない
  3. 曜日を固定すると曜日を認識する指標になる
  4. なぜカレーかというと、認知機能の低下予防にカレーがいいらしいので
  5. なぜカレーかというと、単純に好きなので

などなど、そんな理由からです。

カレーはもともとインド料理ですが、すっかり日本に根付き、いろんなカレーがありますね。
今週の月曜日も楽しくカレーを食べました。

カレーにウスターソースって、一般的なの?(2019年第26週)

6月も終わりですね。早いものです。今年の前半も終わり。
今週の月曜日もカレーを食べました。

写真をみるとお分かりのように、とてもシンプルなカレーです。
あまりにもシンプルだったので、ウスターソースかけてみました。
懐かしい味です。
カレー味、というよりも、ソース味がつよい食べ物になりました。

昨日は実は、そのシンプルなカレーを食べた買ったわけではなく、本当は野菜がたくさんトッピングされたカレーを食べるために、お店に入りました。
しかし、時間が少し遅かったようで、すでに売れ切れ・・・
普通のカレーならあるとのことで、「じゃぁそれで」と。

出てきたのは、確かに、普通のカレー!!

セルフで商品を選ぶスタイルのお店だったので、野菜トッピングとサラダがあることを予想して、わかめの酢の物だけをもってレジ横のカレーコーナーへ行ったわけですが、結果はお目当てのものはあいにくの売れ切れ。
また列の後ろに戻って、他の総菜をとるのも面倒だったので、「時間も遅いし、控えめでいいか・・・」と自分に言い聞かせ、晩御飯のカレーを頂きました。

が・・・

正直なところ、物足りない・・・。
私の頭の中には、ピーマンやカボチャや、後なんだろ‥トマトとか?いろいろ野菜が載っているものを想像し、期待していただけに、なーんにも載っていない目の前のカレーは、申し訳ないのですが『思ってたのと違う…』と。

もちろん、無いと分かった時点で、店を出る選択肢もあったかもしれません。
しかしトレーの上には、わかめの酢の物…返すのも気が引けます。だからといって、それだけ食べるのも…列に戻るのも…あれも嫌、これもダメ状態で、気分だけがネガティブに。

たかが食べ物、されど食べ物。
楽しみにしていた分の凹み具合は大きいものです。

まぁ、結果としては、ウスターソースかけて、「うわぁ、懐かしい味!」と楽しみましたが、でも、一方で、具も入っていないカレーだったので、「じゃがいもと人参と肉は、大きいのがっててほしい!」とか思うわけです。

おもいました。
「これ食べよう!」と決めていたものが、出てこなかったときには、落胆する人がいるんだということを、改めて。

そして、さらに考えました。

■成功体験と失敗を許すことの話
先週の土曜日に、兵庫県社会福祉士会の総会の記念講演会では、丹野智文さんが若年性認知症当事者として感じることや考えていることをお話されました。
講演のあとはディスカッションを行いましたが、その中で、認知症の方がスタッフとして参加る飲食店の話が出ていました。

注文したものが出てこないかもしれない、別のものがでてくるかもしれない、お店の話。

おそらくその開催趣旨は、認知症の人が間違えてもおおらかな気持ちで居よう、まぁいいじゃない、ということが大切だということの啓発で、そのようなことは大切でしょう。
認知症の理解は、進んでいるようで、実際のところどれほどどうなのか…まだまだ、啓発を続ける必要はあると思います。

ディスカッションでは、ただ、そのネーミングが、間違いありきなものであることについて、”間違えないようにしたらいいんじゃないか、例えば注文はお客さんに紙に書いてもらうとか”という話になりました。

成功体験というものは、間違いを犯すリスクと、それを工夫や周囲との協力によって、間違わずに失敗せずに成し遂げる上で得られる体験です。
間違えたけどまぁいいか、と受け入れるのもアリですが、間違えてるから待ってるからもう一度よろしくね、みたいなのだと、成功体験が得られる可能性があるのは後者でしょう。

極端な例ですが、計算ドリルで、計算結果が間違えているのに、〇をつけるのは変な話。
もうちょっと考えてみよう、と一緒に考え、正しい答えを導けたとき、〇がつくのが自然。

達成できた喜びは、やっぱり、大きい。
間違いなくできることは、やっぱり、自分もうれしい。
逆に、失敗することは、嬉しい気持ちにはなれないと思うのです。
少なくとも、私はそう思います。

幸いにも、最近は、ICTも進化して、いろいろとツールを使った工夫ができます。
間違いや、忘れることを防止するために、いろんなツールは便利に役立ちます。

失敗してもいい、でも、そこで責められるのではなく、それなりな結果が出せるよう、応援し、待つ姿勢が大切なのではないかと思います。

 

ごちゃごちゃ書いてますが、しかし、私のカレーが思っていたものではなくがっかりしたのは、これはお店の出し間違いではなく、そもそも売り切れだったという、私の運の無さ…。
次回、同じ店に行くときは、昼間に行きたいと思います。

 

週に一度はカレーの日。
今回はこの辺で、また来週。
『週に一度はカレーの日』は毎週火曜日更新予定です。(たぶん)