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主役はどっちだ!?(2019年第44週)~週に一度はカレーの日

私は毎週月曜日がカレーを食べる日で、翌日(火曜日)…たまにその翌日にカレーブログを書いています。

私が月曜日をカレーの日に制定したのは

  1. 月曜日が楽しみになる!!(日曜の夜も希望を持って)
  2. 海軍カレーは金曜日ですが週末は人と外食する機会が多いかもしれない(社会参加も大切)
  3. 曜日を固定すると曜日を認識する指標になる(見当識をしっかりと)
  4. なぜカレーかというと、認知機能の低下予防にカレーがいいんだとか??(程よく信じる)
  5. なぜカレーかというと、単純に好きなので(好きは大事)

などなど、そんな理由からです。

カレーはもともとインド料理ですが、すっかり日本に根付き、いろんなカレーがありますね。
今週の月曜日も楽しくカレーを食べました。

曜日も楽しくカレーを食べました。

どれが主役か、考えているか・・・(2019年第44週)

この写真の撮り方だと、ナンが主役っぽい。

カレーといっても、いろいろあるわけですが。
今週月曜日の私のカレーはインド料理のカレーでした。

やはり目を奪われるのは、ナン。
その大きさといい、香りといい、味といい、、、人の心をくすぐるアイテム。

ワンプレートで提供される場合、大きさは目を引く要素として大きいですね。

で・・・

この一皿(1プレート)の場合、主役ってなんのだろうな、と思ったわけです。
私は、カレーを食べに行ったのですが、実際のところ「うわぁ、ナンおおきーー!!」とどよめきました。
そして、ナンの香りと味によろこび、「ナン、おいしいね。こんなに大きいのに、ぺろっとたべられるね」と、トークテーマは、ナン

あぁ、なんか、それでいいのかな、、、と。
いや、いいと思うんです。
ナンも、カレーも、話題にも挙がらないチキンティッカもも、それぞれおいしいし、どれが主役かだなんて、バカげた話です。

でも、これ、晩御飯の1プレートだからいいんだけれど。

支援の場でも、そういうこと、やってないだろうか・・・と。
おもうわけです。

「カレーを食べる」を目的にしていたはずなのに、「ナンによろこび、ナンをたべる」にすり替わった。

それは、福祉の支援現場に重ね合わせると、
「Aさんの支援のはずなのに、態度や声の大きいBさんの要望に沿ってしまう」という感じでしょうか。

Bさんは、時に保護者や子どもなどの家族、時に声が大きい支援者や専門職・・・。

インドカレーの場合、ナンが主役なのか、カレーが主役なのか、W主演でもいいとおもいますが、福祉の支援の場合、『個別化』ということや、それぞれの一人ひとりの尊厳を尊重する点では、『W主演で』っていうのは無しだとおもいます。

支援とは、支えること。
誰を支えるのか、誰の声を代弁し、誰の権利をまもるのか。
時に、いろいろと混乱する場面はあるかもしれませんが、誰の何なのかは考え続けて置く必要があると思いました。

ま、カレーは、W主演、トリプル主演で、おいしく食べて、楽しいお食事タイムが持てたらそれでいいんですけどね。

 

週に一度はカレーの日。
今回はこの辺で、また来週。
『週に一度はカレーの日』は毎週火曜日更新予定です。(たぶん)