日: 2021年6月22日

今日の独り言。6月22日あさ「たくさん仕事を受けられる理由」

おはようございます。

ふと我に返るような感じで、いろいろと思う浮かぶことってありますね。

先日、いろいろと行き詰りそうな案件があり、結局何とかなりそうだと思えたのは、協働する人たちのおかげでした。
「大丈夫、まかしといて」「わかりました、ではいつものゴールデンチームでいきましょう!」
そんな風に言われ、私が心配していることをきちんと受け止めてもらえると、一安心できます。

もちろん、いろんな課題に対応するのはこれからなのですが、ベースに共通理解があると思えることは、チームで仕事をする上で大切です。

私は主に成年後見人として、高齢の方や障害のある方の生活を支援しています。
専門職後見人は、与えられた代理権や同意権のなかで仕事をすすめる、福祉専門職の一人だとおもうのですが、抱かれるイメージとしては「家族に代わる人」というものが先行している気がします。

だからなのか、同じ福祉専門職や在宅医療専門職の方から「いそがしいでしょう?」「走り回っていますね」と労っていただくことが多く、「いろいろ受けてもらえるからありがたい」とおっしゃっていただくことも時々あります。

たしかに、仕事量としては多い方だとおもいます。

ただ、冷静に振り返ると、いろんな案件を受け、それをやりくりできるのは、その利用者さんを取り巻く支援者(フォーマルも、ときにインフォーマルも)の皆さんが、いろいろと引き受けてくださっているからにほかなりません。

いろんな場面で、それぞれのできることや専門職の専門領域と、他職の領域を意識しながら、少しずつ重なり合う部分を持ち、また、誰もフォーマルに担当できない部分も認識し、少しずつ工夫をして、埋め合わせられることで、利用者さんの生活を支援を支援できます。

成年後見人は家族と同様に思われることもありますが、専門職後見人は、確かに家族が担ってきたことを交代してできることもあります。
できないこともあります。(医療同意とか)
物理的に考えて、むずかしいこともあります。(家族であっても、ありますけどね)
本来、業務に想定されていないものもあります。(例えば、買い物とか、付き添いとか、身の回りの世話などの実務行為とか)

でも、仮に「できない」ということがあった時に、どう対応するかは、ご本人を中心とする支援チームがあってこそ実現できるものだとおもうし、それが今の時代、これからのさらなる高齢少子社会、キーパーソン不在の中での介護支援では大切だとおもうのです。

何が言いたいかと言うと、私がそこそこ幅広く仕事の依頼を受けられているのは、他でもない、それを労ってくれている接している福祉や医療の同業や隣接領域の専門職の皆様、各機関、地域の支援者のおかげである、ということです。

私が大勢の方の支援をし、走り回ることができるのは、私の頑張りよりも、支えてくださっている方の存在が大きい、ということです。

ほんとうに、ありがたいことです。

 

皆様の一日が素敵な一日でありますように。

ちょっと前に買った、これ。中身はパインアメ。外側は巨大な「フエキノリ」のあの入れ物。もう中身のパインアメはないんですけれど、入れ物はもちろん残しています。これを何に使おうか・・・考えているところです。