今日の独り言。6月15日
早いもので、6月も半分を過ぎてしまった。
もう、決まり文句になっている「月日が経つのは早いもので、もう〇〇。今年もあと、〇〇。」
いつから、時間が過ぎるのをこんなに早く感じるようになったんだろうね?
それはそうと。
私は成年後見人の仕事をしていて、利用者さんの生活面でいろいろとお話を聞く機会が多い。
訪問して、何気ない会話をして、必要な支援があり、それを必要とされれば入手する調整をする。
先日、高齢の利用者さんのお話を聞いていると、どうやら洗髪が大変だそう。
ご自身でされていて、腕の可動域も狭まってきているので、頭のてっぺんとか洗いにくいんだろうな~とおもって聞いていると、そういうレベルではなかった。
曰く、「頭を下げて洗うのに、こうやってするから、”すべりませんように”って毎回思ってやってて・・・」と。
そして、やって見せてくださった格好をみると、スクワットで半分ぐらい腰を沈めた状態で、なおかつ、頭を下げていらっしゃる。
それ、中年の私がやっても、つらい姿勢だわ・・・。
そんな洗い方を、ずっとしてきたなんて、びっくりした。
でも、「こうやって、洗うのが、大変で」とおっしゃりながら、平気な感じでスクワットの動きができているのは、すごいと思った。
リハビリ専門職から、普段の生活もリハビリになりますよ、というようなことを聞いたことがある。
この場合、リハビリと言うのか、筋トレというのか、わからないが。
でも、洗髪のたびに、そこそこ長い時間、足腰の筋肉が鍛えられる時間なのかもしれない。
そうだとしたら、容易にその時間を「安全な」時間に変えてしまうことってどうなのだろう?
どうなのだろう?
何が、優先なんだろう?
・・・健康を維持すること、つまり、ケガや病気をしないこと、だろうなぁ。
そう思い、「お風呂場は、安全に過ごせるようにしましょう!」と、お風呂用の椅子を買う提案をして、購入することにした。
足腰を鍛えるのは、他にもいろんな機会があるようで、せめてお風呂は安全に・・・というのは普通に良い提案だったんじゃないかと思う。
あとは、お風呂用の椅子に座って、前かがみにならずに上からシャワーで流せたら、より一層、ラクに洗えるかも。
椅子があれば、洗身も、一休みも、しやすいしね。
それにしても、何気ない世間話や日常会話をするのって、大切。
構造化された質問よりも、非構造化なやり取りの方が、いろんな情報やヒントがはいってますねぇ。
毎日が勉強だな。
では、また明日。