日別: 2019年5月22日

読書9:『まんがでわかるLIFE SHIFT100年時代の人生戦略』

今年は読書&記録をやっていきたいと思います。森のすず社会福祉士事務所 森保です♪
2019年の感想文9冊目は→ 『まんがでわかるLIFE SHIFT100年時代の人生戦略』 

本屋さんの中を散歩ていたときに、ベストセラーの棚で見つけた本です。「LIFE SHIFT」も平積みしてあるのをよく見かけていましたが、手に取ったことはなく、今回はまずまんがで読書。

まんがのいいところは、読みやすいところ。この本も、読むスピードが遅い私でも、20~30分もあれば読めます。

「人生が100年の時代になる」というのは、高齢者福祉の現場にいると実感します。私が子どもの頃は100歳を迎える人はまだ珍しく、100歳の人には市長さんが訪問してプレゼントを渡して新聞社が取材をしていました。100歳の双子の金さん銀さんは、双子で100歳!と珍しく、明るくほがらかなおばあちゃんでテレビでも大人気でした。

それが最近では、高齢者施設で最高齢を聞くと、「102歳です」「103歳の方がいらっしゃいますよ」というのも珍しくありませんし、90歳代も非常に大勢いらっしゃいます。80歳だとまだ若いという感覚にもなります。

人生は100年続くのは、もうすでに珍しくもなんともない話。

この本では、60歳や65歳定年で、そこから年金生活になるような人生設計は、もう通用しませんよ、というメッセージとともに、どう考え方や生き方を変えていくべきかが、まんがのなかの主人公一家を見本として描いています。

これまでの、年齢に合わせた人生の進め方だと、65歳で定年した後、35年間をどうするのかという話。もちろん、遊んで暮らせる年金があれば別ですが、それは難しそう。労働人口の変化や、出生率の低さを考えると、いろいろと難しそうなことは想定できます。現時点では治療の決定的なものがない認知症について考えると、それはそれでいろいろと課題が見えてくるのですが・・・それはこの本で考えるのではなく、また別の本で。

とりあえず、今のままの、企業に定年まで勤め、リタイアし・・・という生活では良くないですよね、という話。大企業に勤めていても、安泰ではない。自分の人生を、どう生きるか、どう充実し満足したものにしていくかは、時代の変化とともに自分の考え方も変化させなければならないのだと感じました。

変化をすることは、かなり勇気のいることです。我慢もいりますし、怖さを乗り越えることも必要です。

私は今現在、開業して仕事を始めていますが、やはり主となる所属を持たないということは、いまでも不安な部分はあります。やりくり面であったり、体制面であったりで。しかし、定年がない、自由は一杯あるという点では、のびのびしています。学び、経験し、それを次のやりたいことに活かす、そこからまた、学び、経験し・・・というサイクルを、効率的に活かしやすいのは、他者の指示で動く必要のない状況だからという気もします。そして、楽しい・やりたいを基準にやることを選べることは、良い点です。

もちろん、最近は企業勤めをしながら、副業が許される企業も増えてきているので、二つの顔を持つ方も多いでしょう。その場合は、いろんな経験を相互作用させられますね。

本の中では、従来の、教育を受け、就職をし、リタイアするという時系列の「3ステージモデル」という考え方では今後は難しく、「マルチステージ」というものに変わっていく必要があるという話があります。学びや経験を通じてどんどんステージを変わり、そのたびに新しい学びや経験を身につけ、次のことに繋げていき「再創造」を繰り返す生き方です。

難しそうですが、やりがいには満ちてますよね。

この本を読んで、「人生楽しんだ者が勝ち」だとつくづく思います。その楽しみは、いろんなものがあるのですが、学びと経験、そしてその過程でうまれる繋がりを通して得られるものは、これからの人生を豊かにするものであり、生き甲斐にもつながるもの。

人生100年。それをマルチステージで楽しむには、動かせる身体、しっかりした頭が大切。ひとまず、健康に配慮し、生活習慣病にならないような生活への意識をしながら、あたらしい時代の生き方を考えていきたいものです。

  • まんがでわかる LIFE SHIFT
    星井 博文 (著), リンダ・グラットン (著), アンドリュー・スコット (著)

  • 出版社: 東洋経済新報社 (2018/8/31)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4492223878
  • ISBN-13: 978-4492223871
  • 発売日: 2018/8/31