日: 2019年5月3日

【10連休企画10連ブログ⑦】ふるさと自慢 播磨へGo! その1 加古川編

こんにちは、森のすず社会福祉士事務所  森保純子です。

10連休ももう7日目。ブログも7回目。そろそろネタがない・・・こんなときには、『ふるさと自慢 播磨へGo! その1 加古川編

ここ、兵庫県南西部に広がる、播磨地方をかなりゆる~くご紹介しましょう。

兵庫県が作ったPRポスターでは、兵庫5国について、可愛いイラストでそれぞれの”国”の特徴について述べられているのですが、わが国「播磨」は、どうも『祭り』が特徴のようです。

「祭りの時に仕事したら怒られる」というシチュエーションがうらやましい、そんな私も東播磨っ子。

ただ、残念なことに、私が住んでいた地域では、祭りはそれほどのものでもなかったのです。噂には、祭りで学校が休みになるらしい、とか、祭りで仕事が休みになるらしい、とか、聞いたことはあります。

この祭りというのが、播磨地域の秋祭りを指しているのですが、高砂や姫路市で10月から11月にかけて行われる祭りの時期は、町中にシデが並び、華やかさ、にぎやかさ、喜びを感じます。

是非、機会があったら見に行きましょう!私もじっくり見たことが、いまだにありません・・・。

そんな播磨ですが、具体的にはどのあたりの地域なのかといいますと、かなり広範囲です。神戸市の一部から、岡山の近くまで、兵庫県南西部一体に広がっています。兵庫県神戸市垂水区西区姫路市明石市相生市加古川市三木市高砂市小野市加西市宍粟市たつの市西脇市加東市多可郡加古郡神崎郡揖保郡赤穂郡 (Wikipedia) と、さらに周辺の一部地域なんだとか。

地図を見ていただくと、かなり広いのがわかります。

~ふるさと自慢 その1 加古川市 マークは (川) かっこかわ・・・~

私が育った町の加古川市は、なかなか広い面積。真ん中やや西よりを通る立派な川。農業も工業も盛んな、自然豊かな地域です。神戸、大阪へのアクセスも良く、電車はJRと山陽電車が、車は第二神明につながる加古川バイパスや、山陽道へのアクセスができますよ。

靴下産業、タオル産業がかつては盛んで、神戸製鉄所による製鉄業も盛んな地域だと、社会科の授業で習いました。今でも靴下産業は継続し、ふるさと納税の返礼品にもあるそうな。少し前に、高度な編む技術を駆使した着心地の良い『もちはだ』製品を触らせてもらったのですが、ふわふわ、さらさらでびっくり。ものづくりを極めるってすごいなぁっておもいました。

そして。

食べ物は、加古川っ子の定番『ニシカワパン』。私としては、フラワーがおすすめです。超甘いです、1個で大満足です。そのすごい甘さの物体を口に入れると、いろいろな雑念が吹き飛び、頭の中が「甘!!!」一色になります。

そして、手のひらに乗せるとかわいい『鹿児の餅』とか、いろいろとあります。

この、すべすべした感じ♪卒業式には、紅白の鹿児の餅がもらえました。

B級グルメの「かつめし」は、じわじわ有名になってきているようです。よかったよかった。少し前にモスバーガーで登場しました。ビーフカツにデミグラスソースをご飯に乗せているというのは、ほぼ嫌いな人はいないんじゃないかなぁという組み合わせ。ビーフカツですよ。トンカツじゃないです。ビーフです!市内にも、周辺市町にも、かつめしを出すお店はけっこうあります。喫茶店のランチメニューにあったりします。お店によって、ソースの味はかなり違います。デミグラスソースに隠し味で入れているものがちがったりして。食べ歩きを、、、と言いたいのですが、一度に何人前も食べられるタイプの食べ物ではないですね。私は作りませんが、家でつくる家庭もあるようで、かつめしのタレなんかも市販されています。

付け合わせの定番は、茹でキャベツです。噛むと、歯がきしみます。

その他、良いところは・・・

秋には一面コスモス畑が広がる地域があります。靴下産業は加古川市の北部、志方町を中心に盛んですが、その志方町には田んぼもかなりの面積が広がっていて、空きになると田んぼを利用して一面のコスモス畑が現れます。写真撮影に良いです。

毎年の8月の第一土日は加古川まつり。打ち上げ花火ものどかです。加古川の土手をぞろぞろと歩いていくと、河川敷には屋台がならぶ会場が設営されています。おそらく今でもそうだと思うのですが、少なくとも数年前までは、花火を打ち上げるたびに提供企業の紹介をしていました。『次は、なんとかかんとかの◎◎会社提供の、スターマイン』みたいなナレーションが、一群の花火が終わり、次のが始まる前に入ってました。なので、一気に打ちあげられるのではなく、休み休みなのですが、それはそれで乙な感じ。なお、小さいころから商売っ気があるのかないのか分からない私は、『お金貯めて申し出たら、1発でも、名前読んで打ち上げてもらえるのかな』とけっこう真剣に考えていました。『じゅんこさん提供の、単発』ドーン!!みたいなの、いいなぁって。最近、加古川の会場まで花火を見に行ってないので、どういうことになっているのか分かりませんが、今年あたり行ってみようかな。

ツーデーマーチは、11月に二日かけて、日本全国から、加古川市内を歩き回りに大勢の人が訪れます。1990年から始まったイベントだそうで、もうかれこれ、今年で29回目になるのでしょうか。私、このイベント参加したいなとおもい、出る出る詐欺状態になっているので、今年こそは!!今年こそは!!ちなみに、二日とも最長距離は40km。道中、地域の方の炊き出しやらなんやらで、楽しそうです。今年こそは参加したい!

加古川の河原では、サイクリングをしたり、ジョギングをしたり、その他いろいろスポーツができます。山あり、川あり、海あり、ダムもありで、風光明媚。

歴史的なみどころとしては、まず鶴林寺。お庭をあるくと良い気分です。もちろん建物も見事です。建立は聖徳太子とのこと。そして、私が大好きな『あいたた観音』もあるようです。好きなのに「ようです」とかあいまいですみません。『あいたた観音』については、たしか、小学生のときに郷土の歴史を学ぶ授業で学びました。観音様を盗んだ人が、叩いたら「あいたた!」と観音様が言ったのだとかいう伝説。大人になり、その様子をリアルに想像するとかなりシュールなのですが、子どもの時の私の心は妙につかまれたようで、「あいたた観音」という言葉は記憶され、取り出しやすい脳の領域に保存されています。ゆえに、時々突然「あいたた最中が食べたい!」と口にしてしまいます。最中あります。あいたた観音にちなんだ、最中。ネーミングが、「あいたた最中」って、なんだか発音すると音がかわいいです。なお、実は、観音様は見たことはあるはずだと思うですが、記憶がありません。私の「あいたた観音」好きは子どもの頃の純粋な興味と憧れのまま、いまだに保存されていて、いつの日かしっかり会いに行きたい観音様となっています。

日岡山の桜もみごとです。今年はおわっちゃったので、是非来年。桜のシーズンになると花見客でごったがえしていますが、夜桜をとりぬけてみるとそれはそれは美しいです。同規模の桜の園は各地にあるようにも思いますが、小高い日岡山の丘に広がる桜の風景は、それはそれでとても見る価値があるようにおもいます。

夏になると、イチジクがたくさんでまわります。産地なので、新鮮です。イチジク好きにはたまりません。イチジクは品質によっては鮮度が落ちやすく、遠くへ出荷することが難しい種類もあるのだとか。地元の農協がやっているお店などにいくと、いろんな品種が並んでいることがあり、食べ比べができるのは、産地ならではかとおもいます。

そんな、加古川。ぜひ、お越しください♪ おすすめコースは、「鶴林寺⇒かつめし食べる⇒鹿児のもち買う⇒河川敷お散歩⇒ニシカワパン買う」でしょうかねぇ。そんなに派手な観光地がたくさんあるわけではないのですが、ちょっとのんびり過ごすには、適度に良いとおもいます。姫路観光と神戸観光の間に立ち寄るのもおススメ♪ぜひ、今年のGW残り3日または来年のGWには加古川へ♪

以上、かなりゆるい地元紹介でした。

では、またそのうち、「播磨へGo! その2」につづく