【10連休企画10連ブログ⑦】ふるさと自慢 播磨へGo! その1 加古川編
こんにちは、森のすず社会福祉士事務所 森保純子です。
10連休ももう7日目。ブログも7回目。そろそろネタがない・・・こんなときには、『ふるさと自慢 播磨へGo! その1 加古川編』
ここ、兵庫県南西部に広がる、播磨地方をかなりゆる~くご紹介しましょう。
兵庫県が作ったPRポスターでは、兵庫5国について、可愛いイラストでそれぞれの”国”の特徴について述べられているのですが、わが国「播磨」は、どうも『祭り』が特徴のようです。
ただ、残念なことに、私が住んでいた地域では、祭りはそれほどのものでもなかったのです。噂には、祭りで学校が休みになるらしい、とか、祭りで仕事が休みになるらしい、とか、聞いたことはあります。
この祭りというのが、播磨地域の秋祭りを指しているのですが、高砂や姫路市で10月から11月にかけて行われる祭りの時期は、町中にシデが並び、華やかさ、にぎやかさ、喜びを感じます。
是非、機会があったら見に行きましょう!私もじっくり見たことが、いまだにありません・・・。
そんな播磨ですが、具体的にはどのあたりの地域なのかといいますと、かなり広範囲です。神戸市の一部から、岡山の近くまで、兵庫県南西部一体に広がっています。兵庫県神戸市垂水区・西区・姫路市・明石市・相生市・加古川市・三木市・高砂市・小野市・加西市・宍粟市・たつの市・西脇市・加東市・多可郡・加古郡・神崎郡・揖保郡・赤穂郡 (Wikipedia) と、さらに周辺の一部地域なんだとか。
地図を見ていただくと、かなり広いのがわかります。
~ふるさと自慢 その1 加古川市 マークは (川) かっこかわ・・・~
私が育った町の加古川市は、なかなか広い面積。真ん中やや西よりを通る立派な川。農業も工業も盛んな、自然豊かな地域です。神戸、大阪へのアクセスも良く、電車はJRと山陽電車が、車は第二神明につながる加古川バイパスや、山陽道へのアクセスができますよ。
靴下産業、タオル産業がかつては盛んで、神戸製鉄所による製鉄業も盛んな地域だと、社会科の授業で習いました。今でも靴下産業は継続し、ふるさと納税の返礼品にもあるそうな。少し前に、高度な編む技術を駆使した着心地の良い『もちはだ』製品を触らせてもらったのですが、ふわふわ、さらさらでびっくり。ものづくりを極めるってすごいなぁっておもいました。
そして。
食べ物は、加古川っ子の定番『ニシカワパン』。私としては、フラワーがおすすめです。超甘いです、1個で大満足です。そのすごい甘さの物体を口に入れると、いろいろな雑念が吹き飛び、頭の中が「甘!!!」一色になります。
そして、手のひらに乗せるとかわいい『鹿児の餅』とか、いろいろとあります。
B級グルメの「かつめし」は、じわじわ有名になってきているようです。よかったよかった。少し前にモスバーガーで登場しました。ビーフカツにデミグラスソースをご飯に乗せているというのは、ほぼ嫌いな人はいないんじゃないかなぁという組み合わせ。ビーフカツですよ。トンカツじゃないです。ビーフです!市内にも、周辺市町にも、かつめしを出すお店はけっこうあります。喫茶店のランチメニューにあったりします。お店によって、ソースの味はかなり違います。デミグラスソースに隠し味で入れているものがちがったりして。食べ歩きを、、、と言いたいのですが、一度に何人前も食べられるタイプの食べ物ではないですね。私は作りませんが、家でつくる家庭もあるようで、かつめしのタレなんかも市販されています。
その他、良いところは・・・
秋には一面コスモス畑が広がる地域があります。靴下産業は加古川市の北部、志方町を中心に盛んですが、その志方町には田んぼもかなりの面積が広がっていて、空きになると田んぼを利用して一面のコスモス畑が現れます。写真撮影に良いです。
毎年の8月の第一土日は加古川まつり。打ち上げ花火ものどかです。加古川の土手をぞろぞろと歩いていくと、河川敷には屋台がならぶ会場が設営されています。おそらく今でもそうだと思うのですが、少なくとも数年前までは、花火を打ち上げるたびに提供企業の紹介をしていました。『次は、なんとかかんとかの◎◎会社提供の、スターマイン』みたいなナレーションが、一群の花火が終わり、次のが始まる前に入ってました。なので、一気に打ちあげられるのではなく、休み休みなのですが、それはそれで乙な感じ。なお、小さいころから商売っ気があるのかないのか分からない私は、『お金貯めて申し出たら、1発でも、名前読んで打ち上げてもらえるのかな』とけっこう真剣に考えていました。『じゅんこさん提供の、単発』ドーン!!みたいなの、いいなぁって。最近、加古川の会場まで花火を見に行ってないので、どういうことになっているのか分かりませんが、今年あたり行ってみようかな。
ツーデーマーチは、11月に二日かけて、日本全国から、加古川市内を歩き回りに大勢の人が訪れます。1990年から始まったイベントだそうで、もうかれこれ、今年で29回目になるのでしょうか。私、このイベント参加したいなとおもい、出る出る詐欺状態になっているので、今年こそは!!今年こそは!!ちなみに、二日とも最長距離は40km。道中、地域の方の炊き出しやらなんやらで、楽しそうです。今年こそは参加したい!
加古川の河原では、サイクリングをしたり、ジョギングをしたり、その他いろいろスポーツができます。山あり、川あり、海あり、ダムもありで、風光明媚。
歴史的なみどころとしては、まず鶴林寺。お庭をあるくと良い気分です。もちろん建物も見事です。建立は聖徳太子とのこと。そして、私が大好きな『あいたた観音』もあるようです。好きなのに「ようです」とかあいまいですみません。『あいたた観音』については、たしか、小学生のときに郷土の歴史を学ぶ授業で学びました。観音様を盗んだ人が、叩いたら「あいたた!」と観音様が言ったのだとかいう伝説。大人になり、その様子をリアルに想像するとかなりシュールなのですが、子どもの時の私の心は妙につかまれたようで、「あいたた観音」という言葉は記憶され、取り出しやすい脳の領域に保存されています。ゆえに、時々突然「あいたた最中が食べたい!」と口にしてしまいます。最中あります。あいたた観音にちなんだ、最中。ネーミングが、「あいたた最中」って、なんだか発音すると音がかわいいです。なお、実は、観音様は見たことはあるはずだと思うですが、記憶がありません。私の「あいたた観音」好きは子どもの頃の純粋な興味と憧れのまま、いまだに保存されていて、いつの日かしっかり会いに行きたい観音様となっています。
日岡山の桜もみごとです。今年はおわっちゃったので、是非来年。桜のシーズンになると花見客でごったがえしていますが、夜桜をとりぬけてみるとそれはそれは美しいです。同規模の桜の園は各地にあるようにも思いますが、小高い日岡山の丘に広がる桜の風景は、それはそれでとても見る価値があるようにおもいます。
夏になると、イチジクがたくさんでまわります。産地なので、新鮮です。イチジク好きにはたまりません。イチジクは品質によっては鮮度が落ちやすく、遠くへ出荷することが難しい種類もあるのだとか。地元の農協がやっているお店などにいくと、いろんな品種が並んでいることがあり、食べ比べができるのは、産地ならではかとおもいます。
そんな、加古川。ぜひ、お越しください♪ おすすめコースは、「鶴林寺⇒かつめし食べる⇒鹿児のもち買う⇒河川敷お散歩⇒ニシカワパン買う」でしょうかねぇ。そんなに派手な観光地がたくさんあるわけではないのですが、ちょっとのんびり過ごすには、適度に良いとおもいます。姫路観光と神戸観光の間に立ち寄るのもおススメ♪ぜひ、今年のGW残り3日または来年のGWには加古川へ♪
以上、かなりゆるい地元紹介でした。
では、またそのうち、「播磨へGo! その2」につづく