振り返り作業(2019年第16週)~週に一度はカレーの日

こんにちは。森のすず社会福祉士事務所  森保@一応所長です。

私は毎週月曜日がカレーを食べる日で、翌日(火曜日)にカレーブログを書いています。

私が月曜日をカレーの日に制定したのは

  1. 月曜日が楽しみになる
  2. 海軍カレーは金曜日ですが週末は人と外食する機会が多いかもしれない
  3. 曜日を固定すると曜日を認識する指標になる
  4. なぜカレーかというと、認知機能の低下予防にカレーがいいらしいので
  5. なぜカレーかというと、単純に好きなので

などなど、そんな理由からです。

カレーはもともとインド料理ですが、すっかり日本に根付き、いろんなカレーがありますね。
今週の月曜日も楽しくカレーを食べました。

振り返る(2019年第16週)

今週の月曜日もカレーを食べながら、しみじみと、「あぁ、平成が終わるんだなぁ」と考えていました。最近、いろいろな集まりで何かしようと考えると『平成がおわって、令和がはじまる、振り返りと新しい決意とかを考えよう!』という展開になることが多いです。新しい時代の始まり。よい時代になりますように。そのためには、振り返り、今の時代から得たことを、次の時代へもっと良い形にして受け継ぐ必要があるかと思います。福祉もそう、人生もそう、なんでも、次へ良い形でつながっていけるように。

ということで、これまでのカレーを振り返ってみました。PCに保存されているカレーの写真を眺めていると、いろんなカレーがあるもんだなぁと思います。

カレーと言えば、日本ではカレーライスが一番主流で、ナンと一緒に食べるカレーよりも断然なじみがあるでしょう。これはどこかのお店カレーですが、自宅のカレーをちょっとお店風にするには、ライスを炊くときにターメリックを混ぜると黄色いご飯になって、いい感じになります。サフランだと尚良な気もしますが、サフランは身近ではない(だからといって、ターメリックも一般的に家庭にあるかというと謎ではありますが)のと、サフランよりターメリックのほうがお手頃価格で、他の料理にも使いやすいので、ターメリックライスがおすすめです。ご飯がきれいな黄色で、カレーがかかっていたりすると、見た目にも食欲がわきます。これから、熱くなってくるとカレーがさらにおいしい季節。お家カレーにターメリックライスは、おすすめです。

 

インド料理やさんが、一時期まわりに増えました。徒歩圏内に2件できました。車で行ける範囲には、かなりたくさんありました。多くはインドというよりも、ネパールの方がされているお店だったようです。現地の文化に疎いので、ナンをだされるとインドのカレーだと思ってしまいがちですが、冷静に考えると、ネパールとインドだと地域によっては気候もかなり違い、食べるものもちがうだろうな、という気がします。カレーも、例えばバングラデシュのカレーだとちょっと違うようです。スリランカも、違う。料理はその土地の食べ物で作られているのが基本だとおもうので、気候が違えば料理も違うのは、当然。とはいえ、ナンというのは、おいしいものでして、あまりこういう料理をたべたことがない人に、ナンのでてくるカレー屋さんを案内すると、ハイテンションで喜んでいただけるのはうれしい限り。インド料理店開店ブームは、私の身近なところではひと段落したようで、2件あったインド料理屋さんのうち、1件は閉店し、もう1件は一時期閉じていましたが、リニューアルして再開され始めました。ナンを食べると炭水化物を食べ過ぎてしまうのですが、おいしいのでたまには良いかと思って楽しみにしています。

日本のすごいところは、他の文化を取り入れ、いつの間にか上手に新しいものを作り上げていくところではないかと思います。カレーもそんな感じ。写真は、姫路市にあるカレー屋さんで出てきたマーボー豆腐カレー。たしかに、マーボー豆腐です。でも、確かに、カレーです。インド料理と中華料理が上手に組み合わさって、なぜだか日本式カレーになるという、なんともミラクルな状態です。味も美味しかったです。豆腐とカレーもあうもんだな、と思いました。既存のものを足して、あたらしいものを作り上げる。1+1が2を超えた概念のものになるということは、世の中では起こり得るようです。

 

カツカレーファンは多いと思います。カレーうどんファンも多いと思います。そうであれば、カツカレーうどんファンもかなりの数、隠れているのではないでしょうか?あまりメニューにないような気がします。おいしいのは当然ですが、カツをのせると食べ応えが断然UP!豚肉でたんぱく質も補給できるので、良い組み合わせだと思います。

 

やはり、日本のカレーを語るとき、忘れてはいけないのは、「カレーパン」だと思います。そもそも、パンも、外国文化から取り入れられ、たとえば「あんぱん」みたいに日本のたべものとあわさって、すっかり定着している種類のぱんもあるわけですが、カレーパンもその一つだと思います。さくっとあがったカレーパンはおいしいですね。冷えていてもまぁまぁおいしいです。そして、良いところは、お手軽にどこでもカレーが食べられる!という点。「月曜日はカレーの日」を実行するのに、どうしてもゆっくりカレーが食べられない場合、だいたいどこのパン屋さんでも、コンビニでも置いてあるカレーパンには救われます。

 

こうやって、これまで食べたカレーをみてみると、いろんなカレーがあるものですね。みんなちがって、みんないい。金子みすゞさんは、そんな風に詩に書かれていましたが、カレーもみんなちがって、みんなおいしい。そんな食べ物だとおもいます。カレーの魅力は、いろいろ混ざっていて一つのお皿を作り上げているという点。そして、それが人を喜ばせ、満腹にさせ、活力になるという点。

福祉も、そうであるべきではないかとおもいます。あまり「べき」というのは好きではないのですが、でも、あえていいます。福祉は、一皿のカレーのようであるべきだ、と。

4月の月曜はあと2回。平成の月曜は、あと2回。さぁ、のこり2回、どんなカレーを食べようか。そして、どんな未来を描こうか。考えていきたいとおもいます。

 

週に一度はカレーの日。
今回はこの辺で、また来週。
『週に一度はカレーの日』は毎週火曜日更新予定です。(たぶん)