堤の桜を見上げながら散歩する、足元の話。

おはようございます、森のすず社会福祉士事務所です。
桜があちこちで満開近くになっていますね。

上を見上げてしばらくすると、肩こりがちょっと楽になる気がするのは、運動不足だからですかね・・・きれいな桜。

堤の桜・・・

『なぜ、川沿いに桜並木が作られているか、知っているかい?』
そんな言葉を、防災について教えてくださる先生から伺いました。
はて・・・景色との調和がいいから?? え??なんでだろう?

理由は以下だそうです

川の土手沿いに桜並木が作られているのは
冬場に土手の土の水分が凍結し膨張して緩んだものを
春になり桜を見にきた人通りが土手を踏みしめ
知らず知らずに土手の土を踏み固めるため

なんだとか。

昔の人は、
粋な方法で人に喜びのある防災活動をさせたんだなぁ!
すごいアイデアだなぁ!!
と、その話を聞いたときに、なんだかすごく感動し、記憶に残りました。

しかし今年、花見は自粛を・・・とのこと。
厳密には、桜の下で宴会はやめてね、大勢で飲み食いとかダメねという状況。
なので、一人で桜を見上げながらお散歩は、今のところいいのかなぁ?と思いますが。
やはり桜を見に行く人は減るんだろうな、と思います。
花より団子ともいうくらいですし。

極力引きこもり生活を心がける中、
私は部屋の片付けをして、
ちょっと備蓄を整えました。
もちろん、外出禁止になることを考えないわけではないけれど、どちらかというと自然災害の際の備蓄や備えを整えました。

何が起こるかわからないし、こんなコロナ騒ぎの中でも、南海トラフ地震が起こるリスクは相変わらず高いはず。
自宅にいる間に、転倒防止対策と、備蓄の確認と・・・。

たまには散歩も必要だから、避難所までの歩行確認をするのもいいかもね。
道中の桜や、花壇のチューリップ、野の花を愛でながら。

『いま、○○が起こったら、どんな行動をとるべきか』
それを考えることは、日ごろからすべきことですが、今だからこそ、「家にいて生き延びる装備と行動」と「避難してその先で生き延びる装備と行動」について、考えるべきなんじゃないかとおもいます。

今日もできることを、ぼちぼちと。

よろしくお願いいたします。