日: 2019年12月10日

経験と記憶と想像と(2019年第50週)~週に一度はカレーの日

毎週月曜日はカレーを食べる日に決めていて、翌日(火曜日…たまにその翌日)にカレーブログを書いています。

私が月曜日をカレーの日に制定したのは

  1. 月曜日が楽しみになる!!(日曜の夜も希望を持って)
  2. 海軍カレーは金曜日ですが週末は人と外食する機会が多いかもしれない(社会参加も大切)
  3. 曜日を固定すると曜日を認識する指標になる(見当識をしっかりと)
  4. なぜカレーかというと、認知機能の低下予防にカレーがいいんだとか??(程よく信じる)
  5. なぜカレーかというと、単純に好きなので(好きは大事)

などなど、そんな理由からです。

カレーはもともとインド料理ですが、すっかり日本に根付き、いろんなカレーがありますね。
今週の月曜日も楽しくカレーを食べました。

曜日も楽しくカレーを食べました。

過去の経験、記憶、そして未来への想像と思い。モチベーション。(2019年第50週)

なんだか、懐かしい、このカレーの入れ物。銀色の、ソースポット。

家で食べるカレーは、食卓に運ばれたときには、ご飯にカレーがかかった状態。
外でたべるときも、だいたいそのスタイル。
でも、まれに、このソースポットで出て来ることがあります。

なんとなく、うれしい。

同じカレーだとしても、おいしく感じる。

この、特別感。

なぜなのでしょうね。

私が子どもの頃、外食をすることは、子どもにとって嬉しいものでした。
今ほど、外食産業は盛んではなく、レストランにいくのはいわゆる「ハレの日」。

レストランに並ぶメニューは、いろいろ。
カレーもありました。
そして、ソースポットに入って運ばれてきました。

・・・というと、カレーを食べていた思い出があるようですが、実は作話。
なんとなく、レストランのカレーはソースポットで、そのレストランのイメージも、例えば百貨店の最上階の。
なぜだか、そういうイメージが勝手に出来上がってきています。

もしかしたら、1度ぐらいはそういうことがあったのかもしれません。
なかったかもしれません。
誰かが食べているのを、うらやましく思ったことがあるのかもしれません。
そうでもなかったかもしれません。

でも、いま、私がカレーのソースポットを見て思うのは、なつかしさと、なんだかおいしそうに見えるということ。

経験
記憶
想像
空想
良いイメージにつなげることができたら、目の前のカレーはおいしく食べれますし、気分良く食べられます。

支援はどうかな、福祉の支援。
目の前で起こっていることは、ハッピーとは言い難いことが一般的で、だからこそ、そこに少しでも幸せをもたらすための、福祉が必要なんだと思います。

支援をする際、私は、どんな気持ちで向かい合っているだろうか。
私自身の経験、過去を自己覚知し、ともに作り上げる未来を想像できているだろうか。
クライエントさんの経験、過去をしっかりとらえて、そこから繋げていける未来へ、強みや弱みや環境のあれこれを考慮して、思い描いているだろうか。

そんなことを考えます。

取り留めない思いですが、過去と今と未来のことを考えながら、生きていくことを支えられる社会福祉士でありたいと思います。

 

週に一度はカレーの日。
今回はこの辺で、また来週。
『週に一度はカレーの日』は毎週火曜日更新予定です。(たぶん)