日: 2018年9月5日

介護保険の負担限度額認定証ってなんだ? ~申請しなきゃもらえないし、知らなきゃ申請できないね~

こんにちは。森のすず社会福祉士事務所 代表の森保純子です。

介護保険の制度って、ややこしいとおもいません??
医療保険だと、保険証をもって病院に行けばなんとかなるのですが、介護保険はそう簡単にはいきません。
で、介護保険とともに使えるいろいろな仕組みもあるのですが、それもまた知らないと使えない・・・

 

今回は、少しでも経済的な負担を軽減するためにしっておくと良い制度について書きます!

 

介護の費用を軽減するためのの方法は、いろいろあるのかもしれませんが、低所得の方のためには「負担限度額認定証」というものがあります!
ただしこれ、申請しないともらえないので、もし該当するかな?使いたいな、と思う方は申請を。

 

どんな人が申請できるの?

・本人及び同一世帯の方全てが住民税非課税者であること
・本人の配偶者(別世帯も含む)が住民税非課税者であること
・預貯金等合計額が、単身者は1,000万円以下、配偶者がいる場合は両者で2,000万円以下であること

 

「申請しなきゃ、認定証はもらえません」ので、該当してるかも、と思ったら申請を。
生活保護を受給されている方の場合も、申請しなければ、減額された費用になりません。必ず申請を。

 

申請先:役場

提出物:申請書類、本人の預貯金通帳のコピー

 

使えるサービス:介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設(老健)、特養や老健のショートステイ

何がお安くなるの?:食費と居住費

どれだけお安くなるの?:4段階あります。段階によって違います。詳しくは、お住まいの地域の地域包括支援センターや役場の介護保険担当部署に聞いてみましょう。

 

これから介護にお金がかかるな、どうしよう・・・と思っていらっしゃる方は、「負担限度額認定」ができないかどうか是非確認を。
食費や居住費は入所やショートステイの利用で毎日必要になるものですから、利用できると負担がグンと軽くなりますね。