日: 2020年1月21日

【歯とはぁとの話 2号】歯周病

歯医者さんに聞いてきた!歯や口に関するあれこれを、「歯とはぁとのお話」としてまとめることにしました。
2回目はは「歯周病」のお話。

チラシPDFのダウンロードは、一番下にあります。

歯周病・・・

なりたくないです、歯周病。

厚生労働省のWebサイトを見てみると

日本人の歯周疾患は近年やや減少しており、他の国々に比べるとやや良好な状態を示しています。しかしながら日本人の高齢者は半数以上が歯周ポケットを有し、歯周病関連の自覚症状を訴える人の割合も多く、歯周病は大変高い有病状況を示しています。

(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-004.html

とのことで、「減少」「良好」と言われると、一安心・・・いやいや、特に高齢者では有病率が高いということですから、早いうちから意識して、ケアをしておくことは大切だと思います。

「ところで、歯周病ってどういうもの??」

簡単にまとめてみました。

歯周病は自覚があまりないと言われますが、それでも自分の歯やその周りに注意を向けると「なんだか、違和感があるな。歯ぐきがはれているような気がするな。歯磨きの時出血するな」というのに気付くかもしれません。

歯と歯茎の間には、隙間(ポケット)があり、歯周病が進むとどんどん深くなります。(図の緑いろの部分)

歯周病が進むと、歯を支える土台が減ってしまうので、歯はグラグラし、やがては歯を失うことにつながります。

ケアは、まずは日々の歯磨き。
『やさしく』『歯と歯ぐきの間を狙って』ブラッシング。
実際のところ、歯はポケットの内部までは届きませんが、優しく汚れをかきだすイメージで丁寧な歯磨きが大切です。

そして、定期的に歯医者さんに行って、専用の器具を用いたプロのケアをしてもらうこと。

もちろん、出血やはれを感じたら、歯医者さんに診てもらうことも大切です。
早いケアが、歯と歯ぐきを守ります!

 

お口の中の健康は、全身の健康につながるもの。
歯磨きのときには、お口の中の状態を自分に問いかけながら、優しく丁寧な歯磨きが大切ということですね。

 

チラシにまとめました。どうぞご覧ください。

PDFはこちらから ↓

歯とはぁとのお話 2号 歯周病 (PDF)