日: 2018年12月3日

地域サロンってどんな場所~書記係として参加してみて~

こんにちは。森のすず社会福祉士事務所の森保です。
今日は月曜日。久しぶりに雨の日。

それにしても、12月に入ってすっかり冬らしくなりました。
町中はクリスマスツリー。パン屋さんに行くとシュトーレン。
忘年会の集まりも開催される時期になりました。
人があつまり、楽しく過ごす時間が増えていますね。

 

ところで、先日(12月1日)、兵庫県加西市の富合地区でおこなわれた「ももこのサロン」さんのオープンイベントに参加させていただきました。

ちなみに、「ももこのサロン」さんは、「ももこの11(イレブン)」によって開催されています。「ももこの11」って不思議な名前だなと思っていましたが、「ももこの」というのはその地域の名称、そして「11」は小学校が11ある地区で”みんなチーム”で取り組んでいく、ということから名づけられたそうです。

イベントでは、地域サロンを今後どのような場にしたいかをテーマに、トークセッションと地域の参加者の皆さんが輪になって考える場を開催されていました。
私はトークセッション部分の書記係(今風にいうとグラフィックレコーディング)。

最近、〇〇サロンや〇〇カフェといった取り組みが増えてるなと思います。
いろんな場があって、好きなところに参加できる機会が増えるのは良いことです。

似たような目的でも、複数あることで、例えば時間や場所から参加したい方へ参加できる、ということは、利用者にとって大きなメリットです。

 

ところで、この「ももこのサロン」さんでは、たとえば認知症カフェや子育てサロンのように、きまったテーマはありません。
なので、『こんなことしてみたい』『こんなことができるよ』『こんなことが得意だよ』『こんなことが好き』という気持ちをつなげて、『やってみよう』ができる場になる様子です。

やることやテーマが決まっているサロンであれば、その目的にそった活動がおこなわれるわけですが、このサロンは「地域の人、対象者の年齢などは制限せず、ごちゃまぜ」なので、いろんなことが今後おこなわれますね。

楽しみな場所です。

そして、トークセッションでは、このサロンをどのような場にするのがよいだろう?ということをテーマにさまざまなヒントになるトークが展開されましたが、その中ではやはり『楽しい』『居心地がいい』『無理なく参加したり、参加しなかったりできる』ということが挙げられていました。

サロンやカフェは、人が集いコミュニケーションする場。
時には悲しい話にもなるかもしれませんが、その場で人に会うこと自体は楽しめるものであり、参加を強制されず、また参加を拒否されず、気楽に参加できる場であるといいなと思います。

これからどんな場所になっていくのか、そしてそのサロンの存在が、これからの地域にどのように変わっていくのでしょうねぇ。

 

楽しいひと時であり、地域のパワーを感じられるオープニングイベントでした。
また、訪問させていただける機会を楽しみにしています。