2026、始まりました。

本年もよろしくお願いいたします。

2026年。あぁ、2000年になってから、もう26年も経ったんだ。
ついこの間だと思ったけどな、2000年。
2000年当時、私は20代半ばだったので、そこそこ浮かれたミレニアムを過ごしていましたが、世の中では介護保険が始まり、民法が改正され成年後見制度が始まりました。
2000年の当時はまだ人口減少は起こっておらず、人口は増加している時代ですが、高齢化は進み、その後も進むのは明らかな状況で、介護を家庭の中だけで賄うのは難しい状況でした。
私が大学を出たのは1998年の春。同級生の就職活動やその後を見ていると、当時はまだ男女の雇用は差があり、女子にだけ一般職という事務職が設けられていて、総合職とは役割も給料も分けられていましたねぇ。
でもまだ、2000年になるぐらいまでは、十分に、女性の仕事の大部分は腰掛と思われていて、結婚がクリスマスケーキに例えられていたと思います。
今思うと、何なんだと思いますが。

そんな2000年頃から26年経つうちに、世の中はずいぶんと様変わりしたような、でも、同じ部分も多いような。
ただ、26年のうちに、日本の人口は減少に転じました。2011年から減っています。
合計特殊出生率とは、女性が一生涯に出産する赤ちゃんの数を表す数字ですが、おおよそ2.07で人口が維持できるとされる中、2どころか、どんどんと下がり続け、2024年は1.15。
国が見た感じは一生懸命少子化対策をしようとしているようですが、実際のところ、対策は功を奏していないようです。
急激な人口減少…実際は、急激な出生率の低下に伴う人口減少は、今後の社会にいろいろな課題をもたらすのは明らかです。
人口減少とはいえ、人口動態をもう少し経年で見てみると、高年齢層の割合は多いままです。つまり、それは将来的に、介護や支援の必要量が多くなることを意味しています。
一方、若年層の割合がどんどんと減っています。これは、将来の労働力が小さくなることを意味し、働き手が足らないことはもちろん、税金や公的保険の保険料を負担する人たちが少なくなることを意味し、財政的に厳しい将来が見えます。
まぁ、そんなこと、今更私が解説しなくても、世の多くが明らかに、または、薄々分かっていて、ある程度の不安を抱え、自分の老後に備えて準備を進めていたり、見て見ぬふりをしていたりするのでしょう。

今年は、社会保障制度がどのように変わっていくのか、関心を持って確認すべき年だとおもいます。
昨年、政権には大きな変化がありました。いろんなことがスピーディに変わっていきますが、それが後々にどのような影響を及ぼす可能性があるのかは、出来る範囲で関心をもって確認すべきだと思います。
高齢者の医療費の負担増、介護費用の負担増の傾向にはなると思いますが、その結果、どんな人に、どれほどに、負担増が重くのしかかるのか、その結果、利用控えがおこるのか、おこらないのか、どうやって暮らしを続けて行けるのか、続けられないのか、関心をもって見ていく必要があります。
これは何も高齢者の生活だけを守るというのではなく、そもそも、特に介護保険制度の創設は、介護の社会化を実現するためのものであり、それは、若年の家族メンバーにも大きなメリットがあったはずです。
それが、利用控えにつながる状態になると、では、その隙間はどうやってうめるのか?
今更、介護はやっぱり家族で、、、と言われても、もう簡単には戻れないという人は多いと思います。
次は、家族の社会化?どうやって?

世界規模でみると、各国の関係性も気になる点は多々あります。遠いところの国同士の関係性悪化は、今のグローバル化した社会では、特に経済的な影響として、離れた場所にある国にも変化を及ぼします。
国内だけを見ていていいわけではありません。
そして、私たちが主に世界や国内の動きを知るためのマスメディアやSNSは、それぞれに長短があり、全ての情報を丸呑み鵜呑みにして良いわけでもありません。
私たちは、いったいどうすれば、正しいことを知ることができるのでしょう?

自分自身や家族に降りかかる課題、地域社会や日本国内に起こる問題、世界各国の関係性や感染症パンデミックのように政治以外での問題など、いろんなことが起こってもおかしくない昨今。

2026年が、平和であるようにという願いはしつつも、なんだかそれもあやうい感じでもありますが、これから先の人々の生活に、悲しみが少なく、喜びが多く、人為的な原因による不幸や悲嘆が発生しなければいいのにな、と願いながら。

2026年、スタート。
今年の大晦日を、なんだかんだあっても笑顔で迎えられるような、一年になりますように。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

森のすず社会福祉士事務所
森保純子