こんばんは。月曜日の夜。
新型コロナウィルスが出現する前は、映画をよく見に行っていました。
月に2,3本は映画館で。
普段慌ただしく走り回っているので、映画を見る2時間程度は、身体と気持ちが休まる貴重な時間でした。
しばしば、途中で寝てしまっていましたけど・・・。
今は、空き時間にオンデマンドで映画やドラマをみるのが、ちょっとした息抜きです。
週末から先ほどまで、隙間時間を使って、映画をみました。
「罪の声」です。
まだまだ新しい作品なので、その内容の詳細は差し控えますが、なかなか面白い…というか、興味深い作品でした。
感想をいうなら、「うーーーーん・・・・・・・・・なんといいますか。これって、作り話だろうけど、でも、人生が他者のせいで、自分は何の落ち度もないのに、めちゃくちゃにどん底になることってあり得るし、今もきっとそういう人は大勢いるだろうからなぁ。そうならない世の中にできたら一番いいんだけど、でも、そうなってしまった場合に、せめて、先の人生は穏やかで幸せが一つでもおおくあるように、サポートしていきたいなぁ・・・」みたいな。
いや、私の仕事の意気込みを述べる必要はないのですが。
でも、そう思いました。
静かに、ひっそり、耐えながら、人生をなんとか暮らしている人を、どうやって知り、どうやってつながり、どうやって続けて、どうやって明るい方へ方向を変えていけるのか。
福祉の仕事をする中で、助けを求めず、助けられようともせず、トラブルを起こすわけでもなく、ひっそりとされている方について支援をしようとするのは、いろんな面で難しい場合があります。
せめて、助けを求めてくれたら、不満を言ってくれたら、もっと望んでくれたら、いいのになぁ・・・。
そう思うことがありますが、でも、どこまでが、私の個人的な基準の満足感のためで、どこからが「最低限度の生活」の基準なのかがわからず、どう伝えるべきかもわからず途方に暮れます。
誰にも見えていなくても、よく見れば見えるものがあるかもしれない。
あきらめずに、続けていこうとおもいました。
その人にあわせた方向やスピードの、支援を。
はい。がんばります。
なお、映画「罪の声」は、特に福祉がテーマの話ではありませんので、そのあたりは誤解なきように・・・でも、いろいろと考える切っ掛けにはなる作品だと思います。
では、おやすみなさい。
またあした。
もうすぐ、七夕ですね。