今朝目にとまったニュース記事から~社会福祉士は登録が必要ですよ、お忘れなく。

森のすず社会福祉士事務所です。

おめでとう!っていう言葉は、言う方も嬉しくなる。合格も、結婚も、出産も、誕生日も、なんでもいい。「おめでとう」って、人生の中で何度ぐらい、言われたり、言ったりするんだろうねぇ。

 

昨日は社会福祉士の国試の合格発表の日。合格された方はおめでとうございます。

合格率等に関しては、厚労省の発表をもとに記事になってますね。

 

社会福祉士の国家試験、合格率は29.3% – 厚生労働省が発表
CBnews
3/13(金) 19:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-19150000-cbn-soci

合格者は1万1612人

福祉系大学などの卒業者は6586人(前回比646人減)、養成施設の卒業者は5026人(同198人減)

だそう。43%が養成施設卒業での受験。
養成施設卒業というのは、社会人の受験生が主を占めると思います。
私も養成施設を経て受験しました。

まぁもちろん、福祉系大卒だからといって必ずしも20代前半の人たちなだけではなく、一度社会人を経て大学に入った人もいらっしゃるでしょうから、一概には言えないんですけれど…とはいえ、一般的には学卒後に初めての就職先が福祉関連の現場職という人が多いんだろうなとは思います。若い世代には若い世代の良さがあります。新しい感覚、若い感覚を、迎え入れる事業所側がそれをヒントにこれからの時代の福祉へつなげていけるといいですね。

一方、学卒後に何らかの社会経験を経て福祉の現場で働き始める人には、その経験があるという良さがあります。前職で営業職をしている人にはその経験が、事務職をしている人にはその経験が、ミュージシャンをしていた人にはその経験が・・・などなど、福祉の職場で無駄になるものはありません。
私自身の体験を振り返ってもそう思います。ただ、やはり学問としての福祉を捉える機会は大学卒と比べるとはるかに少なく、要は「実務」を追いかける勉強の仕方をしてきてしまったので、学問や歴史的なものを捉えて福祉を再認識する作業はこれからやらなきゃな・・・と思っています。

いずれにしても、大切なのは、学び続けること。
よく言われますが、合格がゴールなのではなく、合格は単に「社会福祉士としてのスタート」でしかないようにおもいます。

何でもそうだと思いますが、社会福祉士も、合格した後もずっと勉強がついてきます。
誰に強制されるわけではない「自己研鑽」は、社会福祉士を名乗る人の義務です。
もちろん、どれほどするのかは、人それぞれでしょうけれど。

自分の能力を、次の瞬間、次の瞬間、極わずかにでも伸ばせるように。
本を読むことも、OJTも、日常のいろいろな心の動きも、なんでも活かせると思います。

いまでは、いろいろなところで活躍する「社会福祉士」。

私も、その一人として、それなりに頑張っています。

合格されたみなさんと、一緒に力を合わせられますように。

おめでとうございます。

登録は、お忘れなく。

そして、都道府県社会福祉士会への加入も!
私は兵庫県社会福祉士会に所属して、委員会の活動や、研修への参加をしています。
年会費は必要ですが、活用するとその分以上にいろんな経験や繋がりや知恵知識を得られていると思います。